今回K-1やHERO'sのリングで活躍されている格闘家「和製カレリン」こと中尾芳広さんのご紹介です。過去にアマチュアレスリングで数々の優勝を経験しアマチュアレスリング日本代表にもなった超実力者です。今はプロに転向し活躍しています。また、中尾さんはファイン・ラボのピュアアイソレートのメロン味とBCAA V1.2の愛用者で、日ごろのトレーニングに大変役立っているそうです。 中尾さんにインタビューをしてきましたので、ご紹介します。
名前 | 中尾"KISS"芳広 |
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所属 | フリー |
生年月日 | 1972/06/25/ |
身長 | 180cm |
体重 | 98.6kg |
2001年 2002年 |
天皇杯全日本選手権フリースタイル97kg級優勝 |
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2002年 2003年 |
明治乳業カップ全日本選抜選手権フリースタイル97kg級優勝 |
2003年 12月31日 |
K-1プレミアムダイナマイト VSダビド・ハハレイシビリ戦勝利 |
2004年 5月 |
VSドン・フライ戦 ノーコンテスト 大晦日に再戦。判定勝ち |
2005年 6月 |
K-1ルールVSボブ・サップ戦 判定負け |
2005年 12月31日 |
K-1ダイナマイト VSヒース・ヒーリング戦 ノーコンテスト |
2006年 7月 |
PRIDE 電撃参戦 VSイ・ウンス戦 勝利 |
忘れもしない12月7日に記者会見を行い、晦日のダイナマイトに参戦することが急遽決まった。3週間しか練習時間が無いため正直焦った。総合格闘技を1からスタートしていて間に合うのだろうか、そんな中、高輪プリンスホテルでコーチを誰にするかに決めていたところ緊急来日していたマルコ・ジャラ氏が自分と谷川(K−1社長)の前に現れた。マルコが突然、中尾は俺が見ると言い、なんのためらいも無くマルコに決めた。なぜなら物凄いオーラが出ていた。これでコーチも決まりダイナマイトの道が始まった。自分と一緒に練習をスタートをした(サムグレコ、イグナショフ、ノルキア、ファビアーノ、イズマイル)この豪華なメンバーとチームを組み、3週間で勝つ練習。この練習には正直驚いた。こんな練習方法があるのかと・・・・・・・・。毎日が怪我との戦いでもあったよ。10日前に目じりをカットして6針を縫った。でも、テーピーングを巻いて隠して練習をした。そんな中、対戦相手が決まった。アトランタオリンピック柔道金メダリスト、ハハレイシビリ、ダビドに決まった。この時、相手の体重を聞いてびっくり。185KGであった。体重差90KG、それでもマルコはeasy。(戦いとは戦術が全てである)俺を信用して練習をしろ。俺はマルコの熱意を信じた。こうして12月30日記者会見が始まった。今までに無い報道人、マスコミ関係者、格闘関係者、選手、演出、全て自分が見たことの無い世界であった。俺の血が騒いだ。必ず勝ってやる!こうして12月31日、名古屋ドームで試合が始まった。第1ラウンド、相手の大きさは感じなかったがパワーが凄い。相手のスタミナが消耗するまでまった。スピードでかく乱して相手の膝にローキックを何発も浴びせる。2ラウンド。そのうち足が止まった所にタックル、これがテークダウンを奪い後はパンチの連続。スタミナが落ちたハハレイは何も出来ずタップを。こうしてデビュウー戦を勝利で飾った。翌朝頭はガンガンするは、タンコブだらけ、顔は1.5倍に腫れ。誰だか分からない状態。自分の載っている新聞を見ながら正月三元日は寝ていた。
今回は初回なので中尾KISS芳広とレスリングについての出会いを話そうとしよう。それではスタート!!小学生の時は野球を4年間プレーし、中学では水泳をしていた。水泳はかなり夢中になったが先生と喧嘩して断念。そんな中、ターがーマスクとビーバップハイスクールにすっかり心を奪われ、強くなりたく貯金で通信販売のウエイトマシーンを購入し体を鍛えた。高校ではレスリングとプロレスが一緒だと思い入部したが、何だか違うと気付くが辞める事が出来ず、レスリングを本格的にスタートした。そのうち完全にはまり、レスリングと出会った事を神様に感謝した。それからレスリング一筋。高校3年間の全てをレスリングに没頭した。東洋大学に進み4年間レスリングをした。就職は迷い無く、自衛隊体育学校に進みオリンピックだけを目指して5年間勤めた。怪我との戦いで本当に苦労の連続だった。環境を変えるため民間企業に勤めながら練習に励んだ。毎日が地獄の忙しさだった。ただ好きなレスリングが出来るので毎日が充実していたね。29歳と言う遅咲きながらも全日本選手権初優勝。オリンピックを目前にし、色々なきっかけで15年間やってきたレスリングをマットにレスリングシューズを置いた。その後、プロの格闘家に転向してk−1に電撃参戦を表明。これがレスリングと出会い格闘技に入るまでの一こまである。第2回からは色々な暴露話など色々な話をしたいと思う。楽しみにしていてね。2回目のコラムの内容については、k−1デビュー戦について話をしようと思うので楽しみに待っていてね。今回は秘蔵写真を公表しようと思う。この写真を見た人は誰だか分からないと思うが、本人の中尾である。18歳の時の写真である。