日本のアメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」に所属する「里見 恒平」さんをご紹介します。日本だけではなく海外のNFLEL(NFLヨーロッパ)やアリーナリーグのチームにも参加し、実績を上げており、今後の活躍が期待されています。リカバーエネルギーを重宝しており、激しい試合やトレーニングからのすばやい回復に役立てています。また、ピュアアイソレート(ミックスフルーツ味)の愛用者でもあります。
名前 | 里見 恒平 |
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所属 | オービックシーガルズ |
誕生日 | 1976/12/30/ |
身長 | 177cm |
体重 | 86kg |
1998 | 甲子園ボウル優勝 |
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1999 | 第1回W杯日本代表 |
2000 | LL X−League Best Returer |
2003 | AF2 Defence Player of Week 2回 |
2005 | Japan-USA Bowl 日本代表 |
2005 | ALL X-League Best FS |
1998 | 立命館大学卒 |
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1999 | アメリカMenlo College (CA)留学 |
2000 | NFLEurope Amsterdamと契約 |
2000 | 現オービック・シーガルズと契約 |
2001 | NFLEurope Scotlandと契約 |
2002 | AF2(Arena football league 2部)Hawaii と契約 |
2003 | AF2(Arena football league 2部)hawaii と契約 |
2004 | NFLEurope Amsterdamと契約 |
2005 | NFLEurope Colongeと契約 |
2006 | AF2(Arena football leageu 2部)Everettと契約 |
2007 | オービック・シーガルズ ストレングスコーチ。東京大学アメリカンフットボール部DB兼スペシャルチームコーディネイターとして活動中 |
8月帰国したらすぐ日本でのシーズンがはじまります!私が所属するOBIC SEAGULLSのSummer Campに帰国後すぐ参加しました。
今年はなかなか良い感触を感じます。
待望のNEW QB木下選手(立命館卒)は、肩も強くてリーダーシップがあり期待が持てます。
またDEのKevin Jackson(Hawaii大卒)は、相変わらず強くて速いなー。
もちろん私DB里見も絶好調です。
秋の開幕戦は9月10日水曜 東京ドーム OBIC対IBM 19時キックオフです。
是非東京ドームまで応援に来てください。よろしくお願いします。
www.seagulls.jp
今年4月から8月までArena Football LeagueのCentral Valley Coyotesでプレーしました。
遅れていたビザも3月下旬に無事取得できました。
チームと契約を取るよりこれが一番ややこしい!
トレーニングキャンプを全休してチームに合流した時のチームメイトの視線は相当痛いものです。
Central ValleyとはCalifornia州Fresnoがホームタウンでとてつもなく暑い場所です。熱いと表現したほうが正しいか、雨は1日も見た記憶はありません。
基本的にアリーナ(屋内)で練習しますが、アリーナが他のイベントで使用するなど屋外で練習する日もあります。
その日は暑すぎてまったく練習になりません。
私はある日信じられない温度計表示を目撃しました。116°ですわ。
日本でいう何度?40℃は楽に越えているはず!!
まあそんなところで頑張ってプレーしました。
シーズンの結果チームは10勝6敗でプレーオフに進みプレーオフ2回戦でWashington州Spokenに敗退しシーズンを終えました。
私個人の成績は序盤戦でもたつき、4試合出場にとどまりましたが、
個人的には怪我もなく練習を一日も休まなかった事に満足しています。
ファインラボのプロテインが私のハムストリングス(腿裏)が切れないように守ってくれました。
ありがとう!!
2008年シーズンがいよいよ始りそうです。
今シーズンは AF2 の Central Valley Coyotes と契約することができました。Central ValleyとはCalifornia州のFresnoという町あたり一帯のことらしいです。
2年前にプレーしたEverett(WA)は極寒の地で体が上手く動きませんでしたが、今年は気候温暖で良いコンディションでプレーができそうです。
シーズンは初戦が3月29日Shreveport(LA)で始まり7月26日ホームでの最終戦まで16試合の長いシーズンで、8月からはプレーオフを戦い抜きます。
ここ数年悩まされていた怪我とも決別し今年はベストコンディションであります。
手術した肩と膝はほぼ痛みは無く、ベンチプレス伝説も復活の兆しが!!
最近やっとベンチプレス100キロ5回まで戻ってきた!そして膝が痛くないからハイクリーンなども嗜んでおります。インナーマッスル無視で千代の富士の如くベンチで脱臼を治す勢いであります。
それもこれもファインラボのおかげですわ。
ファインラボ・ホエイプロテイン最高!!
しかし勢いが失速する知らせが!
アメリカでプレーするにはP-1 Visaなる物が必要なんですが、まだ取得できていません。リーグオフィスから少し遅れるなどとふざけたメールが届きました。
毎年このVisa取得問題は苦労を強いられ悩みの種なんです。2002年にHawaiiでプレーしたときは開幕から11試合Visaが無いので欠場し、多くのチャンスを逃しました。
今回はスムーズに物事進んで良い知らせができる事を祈るだけですね。
渡米が決まればまたお知らせいたします。
東京大学の第三戦は、10月7日中央大学と行われた。
前節中央大は関東学院大に敗戦をきっしている為チーム作りに苦戦している感はあったが、ゲームが終わってみると我々が依然チームの力が停滞しているのを改めて感じる結果となった。好調の攻撃が封じられ、キッキングゲームなどは相手に完全にコントロールされモメンタムを引き込む要因とはならなかった。
東大の選手達には、キッキングゲームで勝機は掴めるはずや、と常に話している。フィールドポジションは我々の様なチームには大きくゲームに影響がでると考えているからだ。
中央大学は多くのシリーズで良いフィールドポジションを獲得するチャンスを得た結果、ゲームを支配した。フィルムでのミーティングの結果、ポジショニングという点でミスが多く目立った。いつもどこに行くべきかを考えて動く事を練習してきたはずが、試合になると動きがでたらめになる様だ。
これは繰り返し練習し体に染み付くまで続けるしかない。
やはり、考えて動くより感じて動くべきやからや。
シーガルズは本来のシーガルズらしさが少し戻ったと感じた第三節。
10月6日にロックブルと行われた。
結果83対17の勝利であったが、相手チームが戦意喪失的な動きもしていた事もあってまだまだ満足のいく内容ではないことは全員が感じている。チームにはいいプレーを貪欲に欲しがる飢えのようなものがこれからもっと必要となってくるであろう。ミーティングでフィルムを見ると多くのミスアサイメントがキッキングゲームでは見つかった。フラストレーションが溜まり声を荒げる選手もいたが、多くの選手が好調だった試合のフィルムに安堵の表情だった。
シーガルズコーチ陣はこれから始まる厳しい戦いに入るに当たってチームをどうコントロールするのだろうか?
ある程度我々に任されてはいるが、とにかく負けてはシーズンが終了するこれからは、まさしく背水の陣で望むしかないな。
現在私がプレーしているXリーグのオービック・シーガルズは2週を終わって1勝1敗である。
2週目の対富士通戦でチームは大きく失速してしまった。原因は、戦略的な準備面で大きく差を開けられていたのは、目に見えて分かった事であるが、選手のメンタル面でも我々は圧倒されていたようだ。最終スコアは21−7であったが、内容はそれ以上に酷いもであった。
我々はボールが手につかず、多くのアサイメントミスをしていたようだ。対して富士通の選手は予想以上に攻撃のテンポが早く、我々は終止混乱に陥っていたようだ。また、相手守備戦手は膝にカットブロックを受けながらも四つんばいになりながらも執拗にQBにプレッシャーを与えていた。
かつては我々シーガルズがそのように、プレーしていたはずなのに。
シーガルズでプレーすると同時に私は東京大学アメリカンフットボール部に「キッキングコーディネイター/DBコーチ」として参加している。
東京大学といえば言わずと知れた最高学府であるが、我々のチームは関東学生1部リーグに所属し他の競合校と肩を並べているのだ。
学校事情からもちろんスポーツ推薦はなくリクルーティングは苦しいが、この状況で勝ち抜くことこそ学生フットボールの真髄である。
私の選手たちは、アスリートではなく体も才能も正直とぼしいがビッグハートを各々が持っている。
授業そっちのけで練習に参加する選手も少なくないし、がりがりでどうしようもない選手が物凄い顔でスクワットなどに取り組んでいるのは面白い。みんな下手でどうしようもない時もあるが、私は東大の選手が好きだ。
だから、教える内容は私がプロで経験した事とほぼ変わりなく教えている。東大の選手だから優しく教えるということはない。ベストを尽くして欲しいからだ。
現在07年秋シーズン前半戦が終了し2連敗スタートだったが、決して頭を下げる内容ではないだろう。
初戦明治は27−35 2戦目慶応は23−27残り9秒の逆転負けだった。中盤戦に入っていく中選手の成長を期待したい。
昨年に脱臼し、手術を受けた左肩は順調に回復してきた。手術後、自分の体はみるみるしぼんでいき、一時期は体重も7キロほど痩せた状態であったし、肩や腕周りはまず一般人と変わりないくらいにまで痩せてしまった。帰国後初めてチームメイトに会ったときは、みんな声をそろえ「どないしたんや?」と驚かれた。最初はとにかく肩を正常な稼動域に戻すことから始めた。インナーマッスルとシュラッグを繰り返し、手術から2ヵ月後やっと腕立て伏せができるようになった。ベンチプレスがしたくてたまらなかったが、我慢し腕立て伏せのみで追い込んだ。ベンチプレスが競技に役に立つのか?スピードを鈍らせるだけではないか?と言うのは永遠の疑問であるが、私はベンチプレス好きである。NFLEコンバインテストで100キロが19回挙がった時期もあった。そのときはスカウトも驚いていたので、あれは快感であった。高重量のベンチプレスは肩を痛めやすい為、現在はひたすら60キロのベンチプレスで追い込む日々である。60キロ100回。もうこれ以上は上がる気がしない。私のベンチプレス伝説も両肩脱臼というアクシデントによって絶たれたのかもしれない。
今シーズン私は昨年までプレーしていたNFLEuropeを離れ、アメリカ室内フットボールリーグ AFL(アリーナフットボールリーグ)のマイナー組織であるAF2(アリーナフットボール2)へプレーの場を移しました。イチロー選手のマリナーズで有名なシアトルから北へ約40分くらいの小さな町でEverett Hawksと言うチームでプレーしました。田舎の町で人も少なくとにかく景色が綺麗なところでしたが、私にとっては気温が低くてとても寒く、雨が多い事もあり少し気に入るまでは時間がかかりました。しかしフットボールには熱狂的なファンが多く試合会場はかなり盛り上がり、日本とは違うファンのテンションは印象的でありました。チーム自体は結果からいうと4勝12敗と大きく負け越したシーズンで自分自身もプレシーズンゲームで肩を脱臼してしまい、長い期間戦線離脱を強いられてしまいました。コンディションが悪い中シーズンを過ごした事、怪我をしてチームから離脱している中で違う視点で自分とフットボールについて考えられた事などは良い経験ができたと私は考えています。現在また復帰に向けてトレーニングを開始しているところであります。
アリーナフットボールとは言葉の通り、アリーナの中でフットボールを行います。例に挙げるとサッカーとフットサルの違いのようなものでしょうか。フットボールの11人制に対してアリーナフットボールは8人制であり、またフィールドの大きさはフットボールの四分の一と小さくフィールドの周りはサイドラインではなく壁で囲まれています。この壁が非常に大きな問題でファンにとってはエキサイティングなものですが選手にとっては危険極まりないものであります。私自身もこの壁に激突し首や肩を痛めるという事がよくありました。壁の向こうにはすぐにファンが座っており、アウェイならここで罵声を浴びることもありますし、ホームなら握手やサインを試合中にも求められます。フットボールと違ってファンと選手がより近い位置にいるのも特徴のひとつでしょう。フィールドのサイズが違えば、プレーの戦術もテクニックも違ってきます。これは私の見解ではありますが、よりスピードとクイックネスが必要とされると思います。私はNFLEuropeでプレーしている時は大きなRBや強いWRに対抗するため体を大きくし強い体をいつも求めていました。その当時は体重が88キロほどあり、ヒットは強いものをもっていたと思います。その分やはりスピードは落ちていたであろうと感じました。アリーナフットボールにプレーの場を移すに当たって体を絞り、狭い空間でいかに早く動くかを追求し体を絞ることを考えました。キャンプに大体82キロほどで望みましたがそれでも外国人特有の動きは、早く感じ、自分の体が遅く感じたのを覚えています。体作りにはプロテインなどのサプリメントは欠かせませんが、以前私は海外から輸入した某プロテインを飲んでいました。確かに体は88キロまで膨れ上がりましたが、なんとなくファットに包まれている感覚がありました。自分の目指す体は陸上選手のモーリス・グリーンですが、チームメイトに「おまえ陸上選手というよりプロレスラーやな」といわれたのを覚えています。 それがきっかけでと言う事は無いのですが、アリーナフットボールに行く事もありサプリメントを変えファインラボのプロテインを飲み始めました。体重は84キロほどにすぐ落ちましたが、体を包むファットの感覚は消え筋肉が詰まっている感覚がし始めたと思います。現在は復帰に向けてトレーニング中であります。私は肩また膝などの関節部が弱く怪我が多い箇所でもありますのでその辺の克服に重点を置いています。またスピードが復活するように考えてトレーニングのメニューなどを選んでやっているところです。ファインラボから関節系のサプリメントが出るのを待っているところでもありますね。今後のトレーニングの様子などまたここで紹介できればと思っています。
皆さんはじめまして。アメリカンフットボールをプレーしています里見 恒平です。立命館大学でアメリカンフットボールを始めて現在で10年目に突入しました。これまでの経験やこれからの取り組みなどを紹介していきたいと思います。現在は国内のアメリカンフットボールリーグ、Xリーグのオービック・シーガルズに所属し、今年の春シーズンは、NFLヨーロッパリーグ、ドイツのケルン・センチュリオンズでプレーしていました。春シーズンを海外のリーグでプレーするのは今年で気づけばもう6年目となり、いろいろな国で経験を積んできました。この経験をできるだけ国内のリーグに持ち帰り還元できるよう頑張っているところです。今までの経歴をまずここに挙げておきます。立命館大学を卒業後、カリフォルニア州サンフランシスコのMENLOカレッジに留学し1シーズンフットボールをプレーしました。その翌年の春NFLヨーロッパリーグのアムステルダムと契約し、翌年は同リーグスッコトランドと契約しました。2002年には8人制の室内フットボールリーグAF2へプレーの場所を移しハワイと契約しました。翌年AFLの1部リーグインディアナポリスへ昇格しましたが、カットされ2003年シーズンはハワイと再契約。2004年2度目のNFLヨーロッパ・アムステルダムの契約。そして、今年はドイツのケルンでプレーしました。現在はもう気が付けば28歳、どこでプレーするにしても、体力だけがシーズンを乗り越すキーになっています。大きなケガに見舞われる事無くシーズンを今まで過ごせてきてラッキーだと感じる事もよくありますが、やはり体作りを徹底的にやってきた成果だとも感じています。アメリカンフットボールはコンタクトスポーツであり、時には考えられないハードヒットを喰らう時もありますが、ヒットに負けない体作りがまず最重要課題であり、また体作りには食事やサプリメントなども欠かせないものです。どのように、今まで取り組んできたか、またこれからどう取り組むかをこれからコラムに載せて行きたいと思います。今年の秋シーズンは、この夏のトレーニングキャンプを経てXリーグのリーグ戦が9月11日から始まります。毎年課題は挙げているのですが、とにかく、ケガ無く全練習休むことなく全試合先発出場を最低のラインとして、良いプレーを連発したいと思っています。自分のチームであるオービック・シーガルズを応援していただけると嬉しいです。